バンキング時のタイミング兼アクションに「イン側ステップを踏みこむ」というのがあります。

これは恐ろしく非効率です。

実際にその通りにやってみれば分かるのですが・・・

理由は、方向が違う、反作用が大きい、必要以上に疲れる、実は別のアクションでバンキングしている、とかとかです。

それに遠心力のGが2Gなこの時代に「足で支える」、なんてのはもう時代遅れでしょう。
伸びきってない状態の片足で100Kg以上を支えるなんてスクワット以上です。

一番よくないのは、このアクションでコントロールしている、と思っていることです。

ステップごときに重心を集中したとしても、それでバンキングしだすのには時間がかかりすぎます。

実際には他の箇所の抜重、胴体の移動と胴体と時間差をつけた荷重、様々な箇所のプッシュやプル、とにかくステップへの荷重より効率の良い方法で何かしています。
ステップ荷重の正しい位置づけは、バンキングに必要なアクションを行った時の、他の箇所でかけた荷重で足りない分の荷重量がイン側ステップへの荷重量になる、ということです。
正しく認識したほうが幸せになれます。

それでは、「何をやっているかわからない」ではなく「自らコントロールしたい」をしてみましょう。

まずは物理的な面から

ステップへの荷重の非効率さを説明します

ターンイン時のイン側ステップはタイヤの接地面を中心にほぼ円運動します。
ステップとタイヤの直線距離は変わらないので接地面方向への荷重は無意味です。
垂直方向への荷重の場合、地面からの距離から見ると2時曲線的な動きをします。最初は動きが遅く後半は早まります。
特に最初のうちは非効率で、できれば横から水平方向に動かしたいくらいです。
加重しても初動が遅いのできっかけとするのには適していません。

とにかくステップへの荷重(ステップを踏み込む)は一度忘れましょう。

バンキング時の重心の動きはどちらかというと横移動です。上下の動きもありますが直線的ではありません。

素早いバンキングがお望みなら横移動に注目します。

そしてついでに円運動と上下運動にも対応してあげます。

バンキング開始時と、バンキング終了時のポジションを含めた重心の移動をきちんと把握します。

そして移動時の動きが円運動なのか、直線運動なのかを把握、あるいは決定します。

バイクやライダーによって様々なので此処は自身を振り返って決定します。

そして改めてバンキング時のアクションについて考えます。

いまさらですがステップ踏むだけじゃあ駄目です。
ステップふみふみは横移動のタイミングにも使えません。

そうです別の何かでそれを行います。

そういえば件のテールスライド、理想的です。

勝手にその体制になってくれています。

邪魔なイン側の足もぶらぶらしているし。

ライダーはそのまま真直ぐダイブするだけです。
ダイブ時の荷重、抜重は、抜重のほうがバイクの邪魔をしないので良いと思います。

テールスライドしない場合は、めんどくさいです。

何がめんどくさいかというと、皆さんのそれぞれ多岐にわたる方法で実現出来ているのでその方法をいちいち説明しなくてもいいのでは?と思ってしまうからです。
(このネタだけでも一年間くらい楽に要しそうなので・・・又の機会に)

ので、操作方法は今回は説明しません。

みなさんは自らのその方法から「イン側の足を踏み込んでいる」の一文を抹消してください。

 

加えて、

改めて逆操舵について正しく認識を改めてほしいと思います。

バイクはバランスを崩してコントロールする乗り物です。

必ずバイクかライダーにとって不本意な状態を発生させる必要があるのです。

逆操舵が不本意ならその量を最小限にすればよいでしょう。
そして、逆操舵をコントロールしていると認識してください。

しかしクイックなバンキングと正確なライディングは、
「大胆な逆操舵」と「逆操舵のお釣りを卓越した技術で繊細にコントロールする」で成り立っていると思います。

では ⇒ 続き

今回も二輪ネタでした。

※今回の文も都度加筆訂正しちゃいます。多分

 

 

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