例えばロッシが体全体を使ったライディングに切り替えた、と言うのはこういうことです(妄想)。

 

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ステップワークを行うための準備、それこそがライディングテクニックです。

オートバイの醍醐味は、バランスを取るため、あるいはバランスを崩すために、ライダー自らが体を動かし、そしてその体の動かし方次第で如何様にもなるところにあるのではないでしょうか?

ひとたびリーンウィズ以外のライディング(フォーム)を取り入れた途端に、ステップワークの重要性が増してきます。

もちろんハンドル操作や、アクセルワーク、ブレーキコントロールも重要でしょう。

確かにリーンウィズでハンドルとブレーキとアクセルだけでも運転はできるでしょう。

しかし、アクティブに体を動かすことにより、更なる楽しみや、より高みを極めることが得られるようになります。

 

 

というわけでハングオンにまつわるステップワークを極めましょう。

まずは、マルク・マルケスの練習風景、貴重なスローモーション付きです。

練習ペースなので、普段なかなか見れない普通の乗り方や、旋回中も結構4本指で(フル)ブレーキしていることや、加速時、切り返し時の足元など、細かい操作が確認できるので必見です。

 

柔らかいところが凄いですね。

 

 

それではステップワークを極めましょう。

ターンインに始まり、旋回中、そして立ち上がりまで、すべての場面でのトリガーやコントロールを行うために何らかのステップワークが必要となります。

その主役であるステップワークは「やろう」と思い立ってからではたいてい手遅れです。

事前に周到な準備があってこそ、ジャストなタイミングと適切な加重量をコントロールできるのです。

その周到な準備こそがライディングテクニックと呼ぶにふさわしいのではないでしょうか?

思いつきではなく、準備が必要なアクションでは何をするかを知ることが重要になってきます。

まずは何をするかをはっきりと定義することです。

例えば、ハングオンする、旋回する、元の体勢に戻る、切り返しをするなどが大きな目的となると思いますが、

今回はさらに細かく分類し、ステップワークを行うこと自体を目的にしてみましょう。

まずはステップワークそのものをプロダクトとし、

その準備を含めたプロダクトのための手法をサブプロダクトとし、様々なバリエーションを用意していきます。

はためには単にステップで踏ん張るとか、加重するとか、抜重するとかの手法を改めてリストし、分析し、使いこなせるようにします。

例として、ハングオンをして旋回中から加速して、元の体勢(ストレートでの体勢)に戻るためのステップワークをリストします。

  1. 普通に加重や抜重する
    皆さんが普通にやっているステップに力を入れて、それをトリガーや、アクションとする普通のステップワークのことです。ここでは詳細は触れません。キーワードは、抜重と加重の組み合わせであることです。どちらにしても所要時間、リードタイムが必要なことを忘れてはいけません。加重、抜重のために膝や腕を使うのも今回は「普通」に含めます。
  2. 脚の回転を利用する
    膝を開いたり、閉じたりすることで、抜重や、加重を行う方法です。
    開いたり、閉じたりするだけで、加重、あるいは加重を飛び越えて上体の移動が行えてしまいます。
    実際の場面でやってみてどういう効果になるかを確認して計画に取り入れていきます。
  3. 上半身を使う
    例えば一旦上半身を起こす、反対側に移動するなどし、そのアクションの反動を利用してステップワークを行う方法です。
    動画を参考にしてみてください。頭部や上半身を振り出した勢いと相殺するように腰を動かす感じです。起き上がる動作と胸のあたりを中心とした頭と腰の回転運動を組み合わせます。この方法はステップワークを最小限の力で行うことができます。
    最近流行りの頭(ヘルメット)をイン側に思いっきり落として乗るライディングは、実は元の体勢に戻りやすいというメリットがあるということです。この原理を使うことで頭を元に戻すタイミングとシンクロして頭を重りにした反作用で元の体勢に戻ることができます。この動作は普通のハングオンではできなくてステップへの力技が必要になったりします。
    さらに、ステップワークを必要としないで行うこともできます。例えばステップを踏み外した時、ハイサイドで振られて体が放り出されてステップに脚が乗ってないなど、普通の体勢でない時にも使えます。
    ハイサイド対策としても練習しておきましょう。
  4. 外乱を使う
    路面からの外乱や、スリップなど、いわゆるバイクの揺れを利用してそれをステップワークにつなげます。
    通常、タイムロスや、タイヤの消耗などにつながりかねない外乱を、逆にきっかけとして利用し、タイムも寿命も稼いでしまおうという計画です。最大の特徴は効率が良いということです。また外乱と同等のアクションを自ら起こすことでも同様のアクションが行えます。

おすすめは4番目です。路面対タイヤに負担をかけずに、置かれた状況を最大限に利用できるからです。

その上で3番目や2番目もケース・バイ・ケースで利用し、1番目の力ずくは最後の手段にするようにしましょう。

例えば高速の切り返しなどを力ずくで行うと大変疲れるのですが、外乱を利用すると一瞬で行える時があります。

この方法の問題は、外乱を待っているようでは走行ラインに影響があるかも知れない(と思う人がいる)ということです。

これは実際にできるようになってくると杞憂であることがわかると思います。

走行中は当然のように外乱だらけだからです。

この外乱を利用する際のコツとしては、
偏った体勢ではなくニュートラルな状態に身体を置くこと。
柔らかく、繊細に感じ取れるようにしておくことなどでしょう。

ロッシが体全体を使ったライディングに切り替えた、と言うのはこういうことです。

オーバーアクションの影に隠れた、柔らかさや、自然な感じが見えてきませんか?

 

今回はいわゆるハングオン、あるいはS字やシケインなどでの切り返しを行っている場面でのステップワークについてです。

他の場面も同様に計画、準備し、極めておきましょう。

では。

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あり! 最近のメットはまんまるではないことを今頃気がついた。

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実は頭をこれだけイン側に落としておくと元の体制に戻るのが楽だったりする

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加速時と元の体勢に戻るときのステップワークに注目! プロダクトが見えます。

 

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