MotoGPではブレーキディスクの素材にカーボンが認められています。※

大変手間もかかり1枚作成するのに半年から9か月程かけるそうです。
なにやら輪島塗より重ね塗り(再充填)を繰り返すそうです。
作成時の精度が低いと、ひどい振動に悩まされるそうです。
そして昨年(2014年6月)、そのディスク径が340mmという、より大口径が認可されました(以前は320mm)。
いわく、バイクは重いし(160Kg)、スピードは出るし(360Km)、現状では発熱が900度を超えてしまうからだそうだ(特にもてぎ)。
カーボンは1000度を超えると酸化し、摩耗が進み、パフォーマンスと安全性の問題が出てくるからだそうです。
1500度にも耐える技術(お金?)を持ち合わせていたホンダはこの案に反対したらしいのですが、結局認可されました

この理屈はヘンテコです。

SBKのようにスチールディスクでも、何のことはない、手前からブレーキングを開始すればよいことです。

しかし、それはMotoGPというトップカテゴリーでは許されることではないようです。

運営側としては最低限の安全を確保して、最大限に危ないショーを見せたいのでしょう。

当のブレンボはさらなる耐熱性を誇る複合素材を開発中だとしても、やはりカーボン…、そりゃあ高価なものを売りたいさ。

正確な値段知らないのですが、ブレンボの公表では100万くらい(数千ユーロ)?、それでも年間1千万越えかと(実際には一枚一千万越えなのでは?)。

素材はともかく、この辺で一度、ライダーの立場で考えてみたらどうでしょう。
ハードな振動や衝撃、ハードな重力のなか、ちょっと競技時間が長すぎるのではないでしょうか。

ペドロサが特別、あるいはひ弱なのではなく、レースが過酷過ぎるからだと認識すべきでしょう。

それに、バイクの性能が上がったからと、特別なライダーが必要になってしまうことも考え物です。
これでは特定の人物の独占表彰台が続きがちです。

宇宙飛行士と、ボクシング選手との違いみたいに、腕一本で這い上がれる余地があるほうがおもしろいと思うのですが。

雨なら早いバーミューレン

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そんな、飛行機には確かに有用だとしても、一般公道にはフィードバックされることのないカーボンは認可されるのに、一般公道でこそ待ちわびているアンチブレーキロックシステム(ABS)は不認可なのだそうです。
一応そこはライダーの技量を発揮するところな位置づけ。

しかし、最近はやりの「侵入リアスライド」はどう見てもABSみたいなものです。
ブレーキでなければよいのでしょうか。
であれば、ライディングの次なる次元が見えてきます。

フロントスライドシステムです。

アンチロックと考えるからいけないのです。
タイヤの回転数をコントロールすればよいのです。

200Km/hで走行しているのなら、フロントタイヤを180Km/h相当で回転させればよいのです。
実際リアタイヤはそうでしょう。

これでスリップ率10%(適当)とかのスリップ前より高い制動力を発揮できます。
問題は、それでは重心の問題でジャックナイフしてしまうことですね。

ここで「侵入リアスライド」が加わります。
前後とも強制空転させて、バイクを横に向けるわけです。
可能なら真横というかリアタイヤが前方に来るぐらいが理想となります。
真横を向いたときにはタイヤの回転は意味をなさないと思いがちですがそんなことはありません。
真横を向いているときでもフラットスポットができない程度に空転させるときっと制動力は上がるでしょう。
しかし実際には現状の侵入リアスライドプラスアルファ程度の角度でしょうね。
違いはリアサスを減速Gでボトムさせることです。
そうすることで、重心はものすごく下がり、路面との接地面積も増加し、トータル今までと桁違いの制動力を発揮できることになります。
タイヤは空転させるので走行ラインは直線ではなく弧をかくようになります。
そのためラインはインインアウトか、ストレートではイン側を走り、アプローチに向けてアウト側に振るとか、そもそもスキーのパラレルのように断続的に制動かけるとか。

現時点では200~300Kmのスピードでこれができるとは思えませんが、100Kmぐらいならやれてしまいそうに思えませんか。
そのうち、バランス感覚の優れたライダーが出てきて…
しばらく、直線ハイサイドが多発しそうですね。
ということで、もう少しすると現状の「浮き上がったブレーキング」ではなく「沈み込んだブレーキング」が見れるようになるかもしれません。

とはいえ2015年は、リアのABS?がダイブこなれてきたMotoGPは「侵入リアスライド」が目立たなくなり、
ブレーキの効率が悪いSBKでは、「派手な侵入リアスライド」の利用価値はまだまだありそうですね。
今回は、まるでライディングテクニックの足しにはならなさそうですね。すいません。
次回は、役に立ちそうなのをかいてみます。


よく聞くC-Cですが最近の素材は、正しくは炭素繊維強化炭素複合材料というそうな。

FRPの炭素繊維版のCFRPのことだと思っていたのですがそう単純ではないようです。

繊維を樹脂で固めたFRP、繊維を炭素繊維に変えるとCFRP、
そしてCFRPを高温で炭化させたものを炭化炭素繊維(C-C)、
それに他の素材を混ぜると(C-CC)、
さらに強化したのが炭素繊維強化炭素複合材料(RC-C)と呼ぶようです
カーボン・カーボン(Carbon-Carbon)
カーボン・カーボン複合材料(Carbon-Carbon Composite)
強化カーボン・カーボン(Reinforced Carbon-Carbon)

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