ケーシー・ストーナーとマルク・マルケスの違い

2007年鈴鹿のケーシー・ストーナー

マシンセッティングを効率よく行うためには、マシンの素性を知り、ライダーの素性も知り、ベーシックなコントロールを身に着けたうえでマシンの状態について挑まないといけない。

ということの説明を始めてみたところ、思った通り支離滅裂でまとまる気配がありません。
ということでいつも通り思いついたことを書くことにします。

ケーシー・ストーナーとマルク・マルケスの違い

前回のマルケスの転倒で、また「理由が判らない」とかいってますね。

今までの説明で、フロントだけで、一輪車のようにして乗ると簡単にはスリップダウンしないことを学びました。?

そのうえで当たり前に考えると、あのような転倒の原因をフロントタイヤのせいだけにしてはいけません。
フロントタイヤが滑るのだからフロントタイヤのグリップだの形状だのが関与しているのはもちろんですが、そんなことの割合よりも原因となりえるものはリアタイヤです。
リアタイヤとのマッチングというやつです。
例えば今回の場合は、リアタイヤがいい仕事をしたと思ったらその方向にフロントタイヤはいなかったというやつだったりします。

フロントタイヤ(イコールモーメントです)が外側に追随するのではなく内側に取り残された(その結果さらに内側に曲がろうとしているように見える)時の動きだったりです。(こういう時のために外側の腕の肘周りの余裕が必要です。ドカティ乗り参照。)
フロントタイヤの微々たる特性変化より、リアタイヤの方がサイズがでかいのでその分特にコーナリング中でのジオメトリーへの影響は大です。

じゃあリアタイヤが原因かというと…そうだと言えばそうですし、そうじゃないといえばそうじゃない。リアタイヤがフロントタイヤに及ぼす影響はいつだってひどいものだから、想定済みだったりするといえばするし。

 

 

そしてそんな中ケーシー・ストーナーと比較をしてしまいます。

マルケスと比較するまでもなくストーナーは後ろ乗りです。
(何をもって後ろ乗りと称すかは話の都合で毎回違います)

決定的に違うのは腰回り、ストーナーはすべての部分で腰の手を抜いていないと思えるのです。
次元が低い走りの時はともかく、速い時のストーナーの腰は、見事にアクティブです。
対してマルケスは腰抜ける時が多々あります。

腰抜けは反応スピードに直接影響します。

そしてそもそものセンサーが鈍っている可能性が高まります。

バランスが良いで評判のマルケスですがちょっと違うと思うのです。

「マルケスはバランス感覚がすぐれている」ではなく「ノリノリのマルケスはバランス感覚もよい」とか「ノリノリのマルケスは手が付けられない」だと思うのです。
このことからもマルケスのスタッフはマルケスを決して焦らせてはいけないということがわかります。
そしてこのことからライバルはマルケスを焦らせれば腰抜けることがわかります。
ということで、「理由の判らないフロントの切れ込み」だったりしますが、センサーの感度や、対応の素早さが伴っていればなんてこともなく通過してしまう様な一場面でした。
それともやっぱりライダーが想定できないリア回りのデバイスのせいでしょうか
だったらすいません。

 

キーワードは「持ち堪える」

というようなことを、トライアルの世界王者トミーボウの足腰を見ると思ってしまいます。

そのうえで頑張っているというかあきらめないというか、要は一番用意周到で尚且つ手を抜いていないということが、最後の最後にクリーンと減点5の差になって表れているように思えます。

キーワードは持ちこたえる、あるいは持ちこらえる ですね

 

いいたいことは、上には上があるけど、やることをやらないと。

 

ストーナーと比較しましたがボウにはまだ足元にも及ばないといえると思います。

彼らのレベルで必要なのは、用意周到さ。

 

原因はなんですが?

「思いもしなかった。」

トライアル選手からは出てこない言い訳です


ソースネクスト eSHOP

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