2018
05.24

【F1】F1バーレーンGP予選データ:2018年第2戦

F1

インディ500が気になるこれだけの理由

[STINGER VILLAGE:モーターレーシング・ブログ村] – 05/06 11:36

                                     photo by INDICAR.comゴールデンウィークがあっと言う間に終わろうとしているけれど、アロンソのインディ参戦、考えれば考えるほど、興味は深まる。モナコよりを蹴ってまでアロンソがチャレンジしたいインデ500。いずれにしても、アロンソがインディアナポリス・インターナシナル・スピードウェイをどう走るか気になるところだ。それは以下のような理由による。*/*/*/*/*/*/*/*/*/*/◆レースは一人じゃないが、オーバル、なかでも1周2.5マイル (約4.203km)という、オーバルの中でも最も長いロンゴクースのインディアナポリスは、最高速が高く、独特のシチュエーションの中にある。◆通常のレースとは違うドライバー同士の信頼関係がクローズアップされ、周囲との”相互認識”が極めて重要になる。超高速だと、他車と、『空気を分け合う』というオーバル独特の思考回路が必須だ。◆前車の巻き起こす乱流で空気の流れがかき回され、場合によっては後続車がスピンしてしまう。他車のことを考えている相手かどうか。それをロジャー安川は、”空気を分け合う”と表現した。◆インディアナポリスのコースは、オーバルの中でも距離が長い=超高速。ならば、空気を分け合う感覚はさらに重要になる。お互いに勝手知ったる関係なら問題ないが、”新人”アロンソがどう仲間入りするか。アメリカンドリーム達成のためには”仲間入り”することが極めて重要だ。◆ピケもマンセルもオーバル初体験でクラッシュしている。◆アロンソが参戦するチームのマイケル・アンドレッティ代表が、レースで非常に重要な作戦参謀(ストラテジスト)を買って出た=元々は息子マルコのストラテジストだったのに、アロンソに回った=アロンソのチャレンジをすさまじく重要視している証拠だ。◆去年、ルーキーのロッシが優勝しているが、そのチームは、アンドレッティ・オートスポート。今年のフェルナンド・アロンソのチームメイトになる。◆アンドレッティ・オートスポートは、インディアナポリスに本拠地を置き、インディ500を得意とするチーム。今年は、フェルナンド・アロンソが加わって合計6台が参加する。その中には、佐藤琢磨も入っている。◆F1に比べて、練習時間が長い。F1は、金曜日2回それぞれ1時間……


長谷川F1プロジェクト総責任者のサングラス

[STINGER VILLAGE:モーターレーシング・ブログ村] – 03/25 06:45

サングラスには意味があった。いや、勝手な想像だが。金曜日の夕方に行なわれたホンダF1レーシングの会見に、長谷川F1プロジェクト総責任者は、サングラスをしたままで臨んだ。サングラスを外すと、睡眠不足というより、ほとんど寝ていないことが見えてしまうと思える赤い目を隠すためだと邪推した。開幕戦のこの段階で、寝ていないことじたい、F1GPならさして驚くことではないかもしれない。しかし、悲惨だったバルセロナでのテストの結果についての有形無形の非難に、長谷川祐介F1プロジェクト総責任者だけがさらされている実態に、なんともやりきれない気分になった。ホンダはF1に参戦している。「F1」と一口にいうが、そこがどれだけ高い山であるかを、ホンダの中にも知っている人と知らない人がいる。長谷川祐介F1プロジェクト総責任者は、16戦15勝と破竹の勢いで快進撃を展開したホンダF1第二期に、アイルトン・セナのエンジニアとして名を馳せ、その後、第三期の最後のしりぬぐいを担当した木内健雄エンジニアの推挙を受けてF1開発に抜擢された。要はF1の神髄を知っている人物である。簡単なステレオ化は若干憚れるが、この際だ。長谷川F1プロジェクト総責任者と対局にあるのが、F1をご存じない、いや、名前くらいは知っていても、その本質やクォリティを知らないグループ。世の中には当然そうしたジャンルもあってしかるべしだが、本田技研工業株式会社の上層部が、それを知らないとなると、これは由々しき問題だ。◆サーティスを知らない上層部?2週間前に、ジョン・サーティースが亡くなったが、その上層部のなかに、その名前をご存じない幹部がいるというまことしやかな噂が流れた。事実かどうかは未確認だが、全体の流れとしては、社長を含む上層部が、F1に対する認識不足であることは、様々な現象や態度などを見る限り、あたらずとも遠からずと思えた。要するに、成績不振で起きる雑音を含む叱咤激励の声は、会社の責任を受け持つポジションの上層部にも向けられているのだが、どうもそこに届いていず、現場止まりではないかと思える。本来なら、叱咤は上層部に届き、激励が開発現場に届くのが理想だ。しかし、いまは両方とも開発現場にだけ届いているのではないかと思える。◆本社と研究所ここで、若干誤解されている”ホン……


セナが見た神

[STINGER VILLAGE:モーターレーシング・ブログ村] – 03/27 12:12

F1GP開幕戦のレース後、ホンダF1レーシングの長谷川祐介F1プロジェクト総責任者が、アロンソのレースを振り返って、”神ドライブ”と讃えた。車体のトラブルで結局はリタイアしたアロンソだが、残り数周のそこまでのレースが素晴らしかったからだが、”神”といえば思い出すのはアイルトン・セナである。セナは、鈴鹿のレースを振り返って、「神を見た」と言ったのだが、その”神”について、同郷のウィルソン・フィティパルディから聞いた話が面白かった。母国ブラジルGPで勝利がなかったアイルトン・セナは、1991年に待望の母国勝利を飾った。ゴール後に感極まって、宇宙語のような意味不明の叫びが無線で世界中に伝わったレースを覚えているファンも多いと思う。コース上にクルマを止めて放心状態のセナに近づいて、手厚く介抱したのが、そのレースのペースカードライバーを務めていたウィルソンだった。その晩、写真家の間瀬明さんに連れられて、ウィルソンと食事をした。その席上でウィルソンが、「ところで、セナの神だが、私はその正体を知っているんだ」と仰る。なんだろうと思ったら、「セナの神は、ホンダ・エンジンだよ」。ホンダは神エンジン”だった。嗚呼再びこの日が来ますように!!


なにからなにまで”別格”のインディ500

[STINGER VILLAGE:モーターレーシング・ブログ村] – 04/16 18:22

インディのオーバルは弁当箱型。とにかくデカイ。つまり、とてつもなくスピードが出る。だからリスキーでスペクタクルなレースになる。フェルナンド・アロンソの電撃参戦発表で、『インディ500』は一段と注目度を高めている。中国GPの朝食の席上でザック・ブラウンに、「やろう」と問いかけられて、「やるぞ」、と松本宜之F1担当役員が即答した、というノリからして、注目企画だ。そのインディ500、最盛期には40万人の観客を集め、アメリカ人にいわせると世界最大の自動車レースである。インディアナポリス・インターナショナル・スピードウェイで行なわれるのは、世界最速の大スペクタクルというだけでなく、なにから何まで別格なレースだ。—-◆歓声が時速300km/hでコースを巡る!!40万人といわれる観客が周囲のスタンドを埋め、レースが佳境に入ると、時速300km/hを超えるハイスピードで展開するバトルを、歓声とウェーブが追いかける。観客は自分の目の前を通過する時に声援を贈るから、結果として声援が超高速バトルとともに周回する。200周レースの残り30周辺りから、インディアナポリス・インターナショナル・スピードウェイは、どんな素晴しい劇場でも経験できない独特の音響装置になるのだ。今はインディカーと呼ばれるシリーズになっているが、もともとインディと言えばインディ500のことだった。CARTとインディカーが覇権争いになったときも、インディ500の存在がモノを言った。極端な話、インディカーシリーズとは名ばかりで、インディ500だけが1年に1回あるだけで充分、という観方も存在する。とにかくインディ500は”別格”だ。インディアナポリス500マイルレースは、圧倒的なスピードのレースとして、毎年文字通りスペクタクルなドラマを展開して歴史を刻み、去年が記念すべき100回大会。アメリカ人にとっては、F1よりはるかに強烈なシンパシーを持っている。◆一見新聞紙、実は札束インディといえば、賞金だ。優勝賞金は1億円を軽く突破する。去年優勝したアレキサンダー・ロッシ(→)の賞金は、聞いて驚くなよ!!の2,458,743ドル。1ドル110円として、2億7000万円+だった。1989年にF1のワールドチャンピオンのエマーソン・フィティパルディが優勝して話題になったが、翌日の地元の新聞の一面に写った、マシンと共に記念撮影をするフ……


ル・マン24時間翌日の章男社長のコメント

[STINGER VILLAGE:モーターレーシング・ブログ村] – 06/20 04:39

◆ル・マンの結果に、豊田章男社長がコメントを届けた。◆この社長挨拶を読んで思い出したのは、1999年、BMWと戦って日本人の土屋圭市/片山右京/鈴木利男組のトヨタTS020が惜しい2位になったル・マン24時間の翌日、トヨタ自動車広報部からFAXで届いた素晴しいリリースだった。A4用紙1枚だけのリリースには、三つのことが、ごく短い文章で書かれていた。※我々と素晴しい戦いを展開し、伝統のレースに優勝したBMWの栄誉を讃えます。※最後まで果敢な戦いを繰り広げ、我々に感動を与えてくれた3人の日本人ドライバーに感謝します。※ボランティアを含め、伝統のレースを支えたすべてのオフィシャルや関係者に御礼申し上げます。◆和田副社長の名で届けられたそのFAXの潔さと懐の深さに感動して、即刻、広報部長にお礼の返信を届けた。◆この話には、翌年、ル・マン参戦を中断した、というなんともアャマなオチが付くのだが、それはそれとして、この爽快さは、いまでも明確に脳裏に心地よく残っている。◆もちろん、1999年と2017年では、レース展開がまったく違ったから、同じ形がよかったとは思わない。けれど、章男社長の挨拶に、もうひとつ世界観を感じられないのがなんとも残念。



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