コーナリング中にリアタイヤをスライドさせるために外足に荷重する。

正しくは、

リアタイヤをスライドさせるときには、フロントタイヤのトレッド面の外側にシートで荷重する。
その際に、リアが滑り出してもよいように、外足に加重しておくと、滑り出しに追随できるのと、内側に荷重をかけておくことに比べ転倒回避性やコントロール性が上がるので、やってもよい。

と、認識した方がより速くて安全に走れます。

ただし外足に加重して荷重する場合は、ライダーとマシンの重心が分離するような動きになるため、注意が必要です。

確かに外足のブーツがステップから離れないようにする効果はありますが、ライダー本体は置き去りです。

これがお望みで、たとえば予想外のスライドに対応するのなら良いのですが……

スライド走行をするつもりであったのなら、
シートで荷重し、
両足はコントロールするための道具として待機させておく方が安全です。

 

シッチ・スーパーモト・デーのマルコ・シモンチェリの追悼イベントでモタードに参加したロッシ

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バレンティーノロッシ

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シート荷重といったほうが良い例。 この体勢で外足加重したとしても大した役割は担えない。 強いて言うと外足加重すると内側荷重(荷重配分がより内側より)になること!

 

 

実際の滑り出させるきっかけは、心配しなくても外足とは関係ないところで、
しかるべく本人がコントロールしています。

アクセルなり、ブレーキなり、エンジンブレーキなり、オーバースピードなり、腰のひねりなり、操舵なり、荷重移動なり、キャンバー角コントロールなり、なりなりです。

外足は、せいぜいタイミングとして利用することができるぐらいでしょう。

外足の加重は、荷重そのものより、外足に力を入れることによる、腰や上半身の硬直による影響のほうが大きいこと、

そして硬直すること(柔らかさが失われる傾向にあること)のメリット、デメリットをよく考えてから、外足荷重を採択して欲しい。

もしも、腰や上半身を硬直させる目的だけであれば、荷重ではなくて、一瞬の加重でことたります。

そして、それはもはや単なる
「外足をきっかけとして、上半身の硬直させる、あるいは腰を入れる、あるいは背筋を伸ばす」

と言いなおしたほうが的確でしょう。

そしてその結果は、たいてい、外足に力を入れる反力で、内側の荷重配分が増えてしまっています。

正しく、外足荷重するためには、ケビン・シュワンツぐらい派手なアクション(フォーム)と体格が必要でしょう。

外足荷重を公言しているケビン・シュワンツですが、本当に外足に荷重できそうな場面は少なく、腰をずらすために外足で踏ん張っている(これを外足荷重というのか?)だけの場合が見受けられます。

外足荷重を公言しているケビン・シュワンツですが、本当に外足に荷重できそうな場面は少なく、腰をずらすために外足で踏ん張っている(加重自体はは移動する間だけで済む。これを外足荷重というのか?)だけの場合が見受けられます。

この状態を、内足荷重のトレッド面外側荷重とみてみる。

この状態を、内足荷重のトレッド面外側荷重とみてみる。

 

また、荷重について解説しているサイトを見つけました。↓

http://www5f.biglobe.ne.jp/~vehicle_dynamics/chapter3_3.htm

 

ここで、タイトルの「トレッド面の外側荷重」について何も語っていないことに気が付きました。

すいませんが今回のタイトルは「外足荷重って言葉の使い方に?」ですね。

次回こそ

外側荷重と、トレッド面の両端への荷重コントロールの仕方

を。

 

ミシュランのモタード用のレース専用タイヤ

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