膝擦り走法のついでに、
かの有名な、マルケスの転倒にいたらなかった走法、ITATAWAによるとダルマ走法について、
マルケスは、実際に正しく状況を把握しているのにもかかわらず明言はさけているみたいなのでここで解説をしてみます。※

ITATAWA:
マルク・マルケス、奇跡のダルマ走法:2014ブルノテスト

マルケスのTwitter
https://twitter.com/marcmarquez93/statuses/501426770143629312

マルケスのダルマ走法の再現条件

これが成立するのは、走法ではなく、いくつかの条件が整うかです。

まずは、リアタイヤの滑りより、フロントタイヤの滑り量が多い時です。

やってみればわかりますが、

いややらなくてもわかるのが、
レーシングスピードで走行中において、
スライドしたのちに、グリップした時のオートバイ(マシン)の体勢(方向)が内側を向いていた時、
そのまま内側に走り続けることが困難なことは容易に想像がつくことでしょう。

対して外側を向いている時には、旋回を諦めれば済むだけで、何かがブレイクすることは少ないからです。

 

したがって最初の条件は、

マシンが仮に立ち直った時の、
マシンの角度は転倒前と同じか、
それよりも大きめなアールの旋回となる角度であることです。

次に、

マシンより、ライダーのほうが、スライドスピードが速いこと。
これも、当然ですね、マシンがどんどん離れていったら、再走行のチャンスはなくなります。
バンクセンサーや、ライディングスーツのお尻部分の素材とかが影響してきます。

加えて、ライダーが体勢を崩さずに滑り続けていることとハンドルを手放していないことです。

さらにイン側のステップもステップからも足が離れていない方がよいでしょう。

そして最後に、マシンが起き上がり、その上にライダーが乗っかっている条件ですが、

いくつかパターンが有ります。

一つは膝で起こすこと。

もともと条件次第と言っているとおり、そもそも、
転んだと言いつつライダーはマシンに乗ったままとか、

膝を開けるぐらいマシンに荷重が残っている時です。

上記のような恵まれた条件でない時には膝を開いて乗るのは困難でしょう。

膝を開くというよりは、足(ブーツ)のグリップを活かして、足ハイサイドを起こして起き上がるようなモーションになるでしょう。

その時の足ハイサイドのきっかけは、膝ではなく上体の反動を利用した感じになると思います(多分)。

もう一つの可能性は、マシンを起こすというより、マシンの下に潜り込む感じです。

特に、タイヤが路面から離れてしまっている時にはこの作業が必要となります。

そして潜り込んだ勢いで起き上がるマシンに改めて飛び乗ることです。

この飛び乗るときには膝は有効に使えます。

この、潜り込むときには少なくともイン側ステップには足を乗せておけることも条件です。

でないと、よく目にするハイサイド崩れの、マシンに引きずられ、復帰できずに転倒になってしまう可能性が高まります。

 

この、タイヤを路面に設置させるタイミングですが、ハンドルをこじって、フロントタイヤから地面に接地させる、あるいはバイクを起こすきっかけにするのはたいてい失敗します。
フロントタイヤが設置した途端にマシンは回転し、内側を向くからです。
ついでにバイクが起き上がったとしてもそのまま反対側に倒れてしまうことでしょう。

前後のタイヤが、同時に付くようにタイミングよく一気に行う必要があります。

 

以上ですが

読んでの通り、技ではなく、たまたま条件が整っただけということができると思います。

それがどのタイミングで起きるかは予想はできないでしょう。

しかしそのための準備はしておくことはできます。

強いて言えば、沢山転べばその確率が上がるということでしょうか?

実際NSR50とかYSR50とかのミニバイクであれば好きなだけ経験を積むことができます。

どうでしょう?

というか、役には立ちませんね。

※RCV213には本当にその時のためのデバイス設定がされていたのでしょうか?

確かにマルケスの時にはタイヤが路面から離れていないようでしたが……


 

本投稿の信憑性ですが

以前にも書きましたが、実績はあります。

私の場合は、スリップダウン後、一旦マシンはかなり先行した完全転倒状態、バンザイ状態からの復帰なので結構条件は悪かったと思います。

ただし、下りS字で3速ぐらいの切り返し後の転倒だったので次元は低い話です。

 

レース後の記者のインタビューでも状況は伝えたのですが「それは転倒とは言わない」と、無碍なお言葉。

決勝の公式記録的には、転倒2回の3位というリザルトだけ。

目撃者も、観客席のないコーナーで、ぶっちぎりでトップ走行後の転倒の後の、追い上げ中で後方には一人もライダーがいない状態。

その後追い上げてトップ奪回の後に又転倒というレースでした。

転倒理由はフロントタイヤのスローパンクチャー。

本人的にはノリノリの状態だったのでした。

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