ノーブレーキ走法

キース・コードの『Soft Science of Roadracing Motorcycles: The Technical Procedures and Workbook for Roadracing Motorcycles』で、練習にノーブレーキ走法を取り入れると効果的に上達できるとあります。

残念ながら正しく訳せないので、お題だけもらって勝手に書きます。

 

 

 

ノーブレーキ走法の方法

  • 緊急時、ピットイン時以外はフロントブレーキとリヤブレーキには一切触れずに走行します

これだけです。

まんまオートレースやダートトラックと思われた方は…そのとおりです。

これをサーキットで行なってみましょうということです。

 

問題は通常の練習枠でこれを行うと、後続車に追突され重大事故になりかねないことです。

貸し切りとか、貸切状態とか、何らかの目印をつけるなどの条件や工夫が必要です。

それでも、一度でもその練習を試すことの効果は絶大なので何とか実現させましょう。

メリット

この練習で学べるのは次の項目です。

  • 進入スピードを高められる
  • ロスタイムをなくすことができる
  • マシンのフリクションを減速度合いで体感できる
  • スロットルオフのフリクションを減速度合いで体感できる
  • (逆に)ブレーキング時の挙動を知ることができる
  • (逆に)ターンイン時の挙動を知ることができる
  • ピッチング(主にフロントサス)の必要性を知ることができる
  • スロットルオフでのコーナリング特性を知ることができる
  • 適正スピードを知ることができる
  • 恐怖感を減らすことができる(かも)
  • チェーンとサスペンションの関係
  • エンジン的なパーシャルの弊害
  • スロットルワークの重要性
  • 余計な操作をなくすことの集中力アップ
  • ポイントトレーニングの効能
  • 決勝中にブレーキトラブルでブレーキできなくなっても、リタイヤを選択しなくなる
    (くれぐれもベストラインは通らないこと)
  • 初心者をノーブレーキで抜き去り立ち直れなくする
  • 深視力てきな速度感や距離感の精度アップ

と、当たり前ですがポイントトレーニングはいいコトずくめです。

お手本

ノーブレーキ走法の実際の映像を御覧ください

 

 

 

8の字

本コースでの貸し切りが困難なのであれば、ジムカーナという手もあります。

 

ジムカーナといえば8の字ですが、ロレンソの8の字練習風景です。

動画を見れば分かる通り、これはいわゆるジムカーナの8の字とは別物です。

コースも狭いので、先のノーブレーキ走法と同等にもなっています。

8の字の練習しているというよりは8の字走行をして、体の柔らかさを身につけていると思うとよいでしょう。

スロットルワークはもちろんですが、ここでは腰の柔らかさから生まれる、抜重・加重とそのタイミングを身につけるのに大変効果的です。

 

 

懸念

懸念点があります。

ノーブレーキ走法を極めるとダートトラックやドリフト走行に傾向していきがちです。

こういうの↓

実際にミニバイクコースくらいでは、この走法で他の走法よりも人並み以上に早く走れることでしょう。

しかし、ジムカーナのA級とは次元が違うかと思います。

もちろんロードレースでも同じことが言えると思います。

いわゆる進入スライド状態の初期の区間が、きっちりフルブレーキが行えるライダーにとってはまだ加速区間だったりする可能性があります。

これでは頂点にはたてないと思います。

あくまでポイントレッスンと割り切り、ドリフトやスライドとは無縁の練習も極めておきましょう。

 

 

では。

 

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