イン側からでもアウト側からでも転ばれることの脅威(ライダーを守れ)

イン側からでもアウト側からでも転ばれることの脅威(ライダーを守れ)

前回の続きです。

イン側からでもアウト側からでも転ばれることの脅威(ライダーを守れ)

もしも、自らの意志で転倒することが出来るライダーがいたとします。
そして実際にイン側からでもアウト側からでも自在に転倒できることをパフォーマンスしたとします。

そして所属チームの代表が、「そもそもうちのライダーはそういうライダーだ」と容認どころか、正当化し、

さらには、転倒したライダーは罰せられず、なにも知らずに前を走っていたライダーが処罰を受けてしまったとしたら?

このことが正当化されたとしたら、

このことでライダーの受けるストレスは計り知れないことでしょう。

 

そもそもライダーが若年化するということはこういうことです。
軽量なライダーが無条件に有利なこともそうです。

肝心なことは、これらのことはライダーにはなにも責任はないということです。

(親の意志はともかく)一生懸命レースにかけてきただけです。

 

紳士のスポーツとうたっても何の効果もないことは、サッカーの例を出すまでもありません。

まして格闘技に至ってはどうみても反則合戦のようなものです。

勝利にこだわるということは、ルールを最大限に活用することも含まれるでしょう。

それは逆にルールの隙間を知ることです。

自分にとって有利に運ぶようにルールを解釈することは当然でしょう。

 

若かったり、世間を知らなかったり、戦闘的だったりして、ルールの範囲を超えてしまうのはある意味仕方がないと言えるでしょう。

逆に世間知らずや、人を思いやることを知らずに、勝つことにのみ執着しているからこそ、強かったり、観客が喜んだりすることもあるわけです。

 

幸いにしてロードレースが他競技と比べクリーンなのは、その恐怖心だけではなく、そのライダー自身の資金力だけでは足りなく、周囲の関係者の協力により活かさせてもらうという経験を経ているからといえるでしょう。

そのライダーのひたむきさや能力に賞賛するスポンサーやチームの協力のおかげでそのリザルトが残せるからということがあるからです。

 

 

ところが、このことに当てはまらない方々がいます。

あまりにも優遇された環境で育ったライダーと、同じくビジネスとしか思っていないスタッフたちです。

ライダーはTVゲームのようにアタックを試し、チームはビジネス戦略のように、駒と理屈をこねくり回します。

ルールの中でやりたい放題です。

そのあげく、もしも、チームがルールギリギリの際どい行為を、容認したり正当化したりしたらどうでしょう?

繰り広げられるレースは、そのうちF1みたいになってしまうのではないでしょうか?

 

それを防ぐのがチームの役目でしょう。

 

 

もしもチーム関係者が(まるでライダーのような)大人げない行動を行うようになってしまったら…

ライダーのストレスは、実際のライディングの恐怖心に加え、別次元の野望(無謀)によりどんどん高まってしまうことでしょう。

チームの起源は「ライダーを助けること」だったと思うのですが…

ライダーを助けるとはライダーの言いなりになるのではなく、ライダーの未来を見据えることだと思うのですが…

 

そしてあまりにも矛盾だらけの発言をし続けるのは、 チームの危機→企業の危機→大人の危機だ!

 

 

以上

イン側からでもアウト側からでも転ばれることの脅威(ライダーを守れ)

でした。

おまけ

マルケスの弱点

マルケスの弱点は、生粋のエリート育ちが災いして「抜かされまくる」事に離れていないことがあげられます。

もしも、マルケスを抜かしまくると、割と簡単にミスってしまうのではないでしょうか。

「抜きまくる」のには慣れているので、じゃれ犬のように、右から左から、後ろからでもアタックできるのですが、

いざ、同じことをやり返されてしまうと、ちわわわわわ

 

 

 

参考:

ケーシー・ストーナー『マルケスは処罰されるべき』:2013アラゴンGP

 

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