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ライダーの為 vs. レースの為 vs. 誰かの為

2016年ロードレース世界選手権MotoGP開幕

チームにとって良い結果をもたらす為にはいろいろな手法があるということです。

「ライダーの意見」に従うことがライダーの為になる場合と「ライダーの為になる別のもの」を用意してあげる場合とがあるということです。

例えば(私見です。妄想です。偏った意見なのは重々承知ですが、そこがイチ観客の特権なので・・・)、

  1. YAMAHAはライダーが乗りやすいバイクを用意し、
  2. HONDA(HRC)はマシンの性能が出やすい強いライダーを用意し、
  3. Ducatiはライダーを育てる速いマシンを用意し、

  4. bridgestoneはライダーを勝たせるタイヤを用意し、
  5. michelinはライダーの実力を見せるタイヤを用意した

と言ってみたりします、

(他にもMotogpそのものやドルナやG+様様などもありますが大変なので割愛)

まあそれぞれの組織の特色が出てるといえば出てるのでしょう。

しかし、メイドインジャパンは目の前のものを重視するあまり大局を見失っているように思えます。
微妙に日本のバイク熱が低いのも、仕方がないような気がするのは私だけでしょうか?

 

 

2016年ロードレース世界選手権 MotoGPの第1戦カタールGPを見てそう思いました。

 

その結果を「ライダーの為」、「レースの為」、「誰かの為」の三つの視線で見てみました。

ライダーの為

「ライダーの為」になる為のアクションにも様々な視点からのアクションがあると言えます。

  1. ライダーの言うことを受け入れてその通りに実行し、ライダーの思う通りの環境を用意する方法もあれば、
  2. ライダーの実力を発揮させる為にライダーをマシンとして扱う方法もあれば
  3. ライダーに、より良いポジションでレースを楽しめる環境を用意する方法もあれば、
    (ストレートが速いとはそういうことだ)
  4. 勝てるライダーに勝てるタイヤを用意する方法もあれば
    (タイヤに個性があるということはそういうことだ)
  5. いわゆる普通のタイヤを用意する方法もある。
    (皆が同じ不満をこぼす状態をワンメークという)

 

「レースの為」

レースとは「勝ち誇りたい人たち」を見るものだとして、

  1. ライディングテクニックを見せ、
  2. マシンのテクノロジーを見せ、
  3. 毎周のバトルを見せ、
  4. ワンメークイコールイコールコンデションではないことを見せ
  5. やっぱりライダーは偉大だということを見せた

 

「誰かの為」

  1. ライダー
  2. 自社
  3. バイク好き
  4. 日本?
  5. バイク?

ライダーは偉大

結局のところ初戦が始まってみれば、5年前とこき下ろされたECUも、久々のGP復帰のミシュランタイヤを物ともせず、いきなりレースラップの短縮という最高の結果をもたらしてしまいました。

これはBSにとってもHONDAにとっても大打撃なのではないでしょうか?

 

レースの目指すもの

技術革新や勝ちたがりやはともかく、レースは娯楽であることの一面を重要視してくれるにこしたことはありません。

強いライダーを見たいし、予想出来ないレースは手に汗握るし、とかとか

レースとは不公平感を見せつけるものではありますが、それってわざわざ見る気はしなくて、予想を裏切る展開の方が集客効果は大きいと思います。

(不公平を見せつけるのがスポンサーの目的なのが残念ですね)

ともかく例えば「専用のパイロットスーツを着用しないとその加速Gで気を失ってしまう戦闘機のパイロット」のようなイマイチ現実味のない「高次元な事情」より「身近に体感できるレベル+α」ぐらいの方が、親近感+尊敬が具体的、現実的だと思うし、そもそもライダーの安全性も高まるので、いわゆるスポーツの目指すべき方向ではないでしょうか。

 

 

ミシュランの功績

もともと「フロントタイヤのパフォーマンスを発揮するためには、常にトラクションをかけ続ける」といえたとしても、

それがうまくいかない時の危険性を鑑みると一般にはフィードバックして欲しくない理論ですよね。

それよりは「フロントタイヤに頼るのは危険だ」とか「リヤタイヤに比べフロントが頼りない」とかの、ある意味「信用しきれない」というのがフロントタイヤの正しいポジションなのではないでしょうか?

そしてその結果リアタイヤを起点としたライディング、ディメンジョンとして発展していく。

それが前後のタイヤの正しいポジションなのではないでしょうか?

そして、気がついたら「その方が速く走れていた」となればなおさら。

 

さらに現状の走りがフロントタイヤと釣り合わすためにリアタイヤをドリフトさせていたのであれば、

リアタイヤの正しいポジションを復活させることにより、より高い次元に踏み込めると思います。

※これの見分け方は、立ち上がり時のバンク角が顕著でしょう。
ロレンソ、マルケスのバンク角に比べ、他のライダーはバイクを起こしてワイドオープンさせて帳尻を合わせているように思えます。
そして進入時と立ち上がり時では走法が明らかに変わり、以前よりスムーズ感は減ることでしょう。

 

 

 

 

普通のタイヤなりの走法は、スペシャルなトップライダーだけのものではなく、普通のライディングテクニックとして一般道路を走るライダーにもフィードバックできるような発展が望めるのではないでしょうか?

レーシングテクニックやレーシングテクノロジーが一般車にフィードバックされていると感じられることは良いことです。
ドカティのように。

 

とにかく、今年も面白くなりそうですね。

 

 

おまけ

満を持してのG+の無料配信

MotoGPの決勝ライブを日テレG+で無料放送

ちなみに次回配信日は4月4日(月)午前4時

 

てっきり今年は無料放送なしかと思っていたので、MotoGP.comのビデオパス(一万七千円)を購入してしまいましたが・・・・

ありがたいことです。

それに比べF1のひどさったら・・・

今年はF1を一切見ないことにしました(九千円をケチりました)。

(もともとマンションタイプのJ:COM加入者なのでCSのG+は観れる。)

 

 

マルチスクリーン三昧

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