マシンセッティングのためのステアリング操作一覧

マシンセッティングのためのステアリング操作一覧

マシンセッティングを行う上で欠かせないことに、ライダーが状態を正しく認識・把握するということがあります。

いわゆるセンサーやデータロガーのような役割です。

そして同時にオートバイの場合はライダーは操縦すること、いわゆるコントローラーとしての役割も併せ持っています。

その、意識的、無意識的、外部要因含めた「操作」はそれらの特長・傾向を正しく有効なデータとして認識していることが重要です

もしも自分のやっている操作が自身の支配下にある場合、それらは変更可能です。

そしてそれらは詳細であればあるほど、よりマシンセッティングの時間を短縮することができます。

自身のやっていることが不明な場合、才能と財産と時間と経験と他人に頼ることになるばかりでなく、ゴールが遠ざかる場合すらあります。

マシンセッティングを行う場合に、単純に速いだけのライダーの行うそれは、試行錯誤というより$&%€^ – ^£}#!・・・

 

したがってライダーは次にあげるステアリング操作ぐらいは「知っている」あるいは「知っているふりをする」必要があります。

そしてその次にその操作自体の仕方(操作手段)にもたくさんの方法があることを「知っている」あるいは「知っているふりをする」する必要があり、さらにはその操作を最適な方法で使いこなすことが「出来る」あるいは「出来ているふり」をすることが必要となります。

そしてメカニックにも同様にそれらの操作のもたらす具体的な挙動と、それらからマシンセッティングに必要な、情報と解決策とかを見出すことが求められます。

 

 

ステアリング操作一覧

  • ホールド
  • 逆操舵
  • 順操舵
  • 引っ張り
  • 押し込み
  • ダンパー
  • スプリング
  • ロール

操作手段一覧

  • ホールド
  • テンション
  • プレス
  • 慣性
  • 重力
  • 気持ち

例えば逆操舵の操作手段を列挙してみます

まず、逆に切るわけですが、これは正確には「相対的に逆に切る」であって実際に逆に切る場合と、単に他の旋回コントローラーより遅れて動作させることも含まれているということを認識します。そういう意味ではステアリングダンパーを使っている時点で逆操舵です。ステアリングダンパーと同じような操作をライダーが行う時点でこれを「逆操舵する」と呼びます。

具体的には、ハンドルを切ったり、ハンドルをホールドしたり、ハンドルを遅く切ったりすることです。そしてその切るための方法が引っ張ったり、圧したり、あるいはその方向を全然異なる目的のコントロールと併用するとか、あるいは本当に何もしないなどの様々な方法でその目的を遂行します。

 

重要なのは手段によって操作自体の効率に加え、操舵後の挙動が大きく変わってくるということです。

おつりの大きなスプリング的な操作や、それを抑える効果のあるダンパー的な操作や、別の目的の操作での代用や、操作後を想定する必要のない便利な操作など、その程度の違いも考慮することで、目的の操作の効果とその弊害を加味して最適な方法を選択してみます。

そうすることで、少なくともその瞬間のマシンの状態を知る手立てとなり、その前後の状態も考慮した対策を検討することができたりします。

 

結果的に「逆操舵の手段」によっておこなわれる「逆操舵の操作」が見た目上のマシンの状態の変化に加え、潜在的に抱えることとなったその時点でアンバランス度あるいは待ち受け度に変化をもたらします。

手段はともかく結果がすべてではなく、結果はともかく手段の影響、について考える必要があります。なぜなら大抵の場合結果自体はクリアできるのでそんなに重視しなくてもよいといえるからです。

逆操舵の場合で言えば、肩で押すのと肘で押すのではその結果は大違いであるということです。

更に押すのと引くのでもその後の状態に大きく影響します。

押すのも引くのも嫌なのであればホールド、あるいはリリースすることになりますがそれも、どのパーツで抑えるかで結果が変わってきます。リリースですらその後の対応速度に影響が出てきたりします。

それらのコントロール性と動時にセンサー性にも影響があります。

リリースであればセンサー的には精度の高い情報が得られそうですが、高周波な挙動には圧力がかかっていたほうが良い場合もあります。加えて、通常完全なニュートラルでなければいけないのではなく、たとえば切込みに対して敏感に反応できる手段と、逆にスライドに対して敏感な手段とある、そしてライダーの挙動に対して敏感であったり、鈍感であったりするなど(まだまだあるでしょう)するので、自分の行った手段の特長を把握していないと、得られたセンサー情報に偏りが生じてしまいかねません。

そして、上腕とかを使う手段では、重心の上昇と、上半身の硬直など別のデメリットなども鑑みて、その手段は「逆操舵は足腰で行う」がまっとうな解答だったりします。上半身はその手段のサポートの位置づけで影響のsくない方法を選択するのがよさそうです。例えばマシンの状態を測るのに「ステアリング操作を行わない逆操舵」という手段でライディングしてみることで、その時のマシンセッティングがわかるのではないかという目論見に到達したりします。

上記の手段に違和感を感じる方は「マシンセッティングはマシンの姿勢とその変化幅をより良い位置に収めることで、ついでに余計な挙動を抑える」ということから外れているのではないでしょうか

 

次回はタイヤのソフトとハードの違いについて

 

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