肘はライディングのバロメーター

様々なライディンスタイルやライディングフォームがあり、それぞれ特徴やラデメリットやらがあると思いますが、ライダーの肘の状態を見てそのライディングのポリシーを推し量ってみてみると面白いものがあります。

 

ステアリングコントロールはコーナリングの外側のハンドルに対して行い、荷重配分的なことはそのフォームに合わせて効率よくおこなえばよいでしょう。
理由はイン側の腕の膠着は転倒のリスクに結びつくことと、その腕をマシンセッティングのセッティングパーツとして活用できるからです。
やっと、マシンセッティングを行うためのライダーの準備が整います。

「私のライディングではフロントタイヤが持たない」なんて言っている場合ではありません。
肘を使いましょう(イコール、頭を使いましょうともいう)。

サスペンションとしての肘

肘の使い方として思いつくのは、コーナー立ち上がりなどでの接触時の肘鉄(肘鉄砲・エルボースマッシュ)ぐらいですね。

ほとんど無視されがちなライダーの「肘」ですが、ライディング的にも、サスペンション的にもこれ以上ないパーツと言えると思います。

実は、ライダーのパーツの中で一番自由度があるのが肘とも言えます。理由は明確な役割がないからです。そのせいか肘の使い方についてはあまり触れられていません。
膝や腰のほうが効果や重要度が高いとしても、だからと言って肘を無視したり卑下したりして言い訳がありません。

肘という部位はライディングとしての要職に就いていないうえにその可動域や柔軟度はピカ一です。
これほどの逸材を放置しておくなんてありあえません。

「腋を閉めて肩の力を抜いてリラックスしましょう」なんてラジオ体操みたいな行いは街中の安全運転中には適していてもレースには当てはまりません。
相手を打ち負かすための可能性を秘めたツールがそこにあるのならそれを使わない手はありません。
ましてや相手がそれを使っているのなら、相手よりよりうまく使いこなさないといけません。

使い方としてはライディングのキーポイントとして肘を中心にして組み立てるとその柔軟性が高まり、加えてその柔軟度のコントロール精度が高い特徴を生かしてマシンのセッティングツールとしても活用しましょうというのが今回のお話です。

ところで、そもそもコーナー立ち上がりでの接触時の肘鉄は正当防衛的な衝撃緩衝装置と言えるのではないでしょうか。
被害を最小限に抑えるためのこれ以上ないソフトな攻撃や防御であり、見た目はともかくライダーの本能的な行いに制裁を加えるのはいかがなものとおもうのですが。

肘の使い方

大別するとアクティブな使い方、ポジティブな使い方とあったとして、それとは別の視点でデメリットな面との3つに分けると話が速いでしょう。

アクティブな使い方

アクティブな使い方とは、いわゆるライディングとして利用する使い方とします。
ライダーが意図的行うライディングフォームや操舵などを行うのに必要なパーツとして扱います。
ライダーのアクションがスピードなり、力の量なりの面で効果的に行えるようにポジショニングや力加減などを明確に意識して行います。

ポジティブな使い方

これはどうでも良い時にどのような状態で肘を収めておくかということです。
簡単にいうと邪魔するなということと、いざという時にたまたま効果的なところに肘を置いておこうというスタンスです。

この時に肘のデメリットを明確にしておくとより効果的に配置することができれでしょう。
肘というパーツのデメリットとは、上半身という生身の文鎮の影響を受けまくるということです。
文鎮の余計な動きをコントロールするという役割も兼ねているということです。
ライダーのアクションなり外乱なりの反動をもろに受けているということです。

肘を使ったライディング

モトクロスや、ジムカーナなどではハンドルが邪魔になる時もあれば、逆に効果的に使えるパーツになっていたりします。
どうでもいい時はともかく、必要とあらば、例えばひじを上げて上から抑え込んだりしていると思います。
この状態を腕ではなく肘で表現すると分かりやすいと思います。

肘のポジショニングと、関連パーツの手首と肩周りの筋肉なり角度などをどのようにしておくかがポイントです

肘を使ったセッティング

一般にライディングというとあまりデメリットに目が向かないと思いますがひとたびセッティングと言ったら、そうはいきません。
そのライディングでは、セッティング的にはああだこうだがあり、セッティングの見地からもライディングに対しての方向性を見直しが必要です。

例えば、ビニャーレスが「私のライディングではフロントが持たない」といった時のことを例にとってみましょう。

ステアリングというかライディングがフロントタイヤに及ぼす状態には次のようなものがあります。

  • 上から抑え込んでトラクション(ここでは面圧のこと)を増やす。
  • フロントを逃がす
  • 慣性的に回頭性を持たせる。
  • 何もせずタイヤに任せる
  • 外乱を抑える
  • 外乱を助長させる

具体的にはステアリング的にイン側に切るかアウト側に切るか、ステアリング的なホールドするか、マスの変更的なホールド、それとも何もしないかに大別されると思います。
慣性的や重量的な荷重コントロールはここでは省いたほうが良いし、またわかりやすいでしょう。

これらを肘を基点として整理し、使いこなそうというのが今回の目的です。
マシンセッティングを肘で行うということです。

肘の位置から手首の関節と肩周りをチェックすることでセッティング管理ができるという優れものです。

例えばフロントタイヤのイン側の切れ込みをウェルカムとするのであれば肘的には、腋を閉めるのではなくステアリングの持つベクトル上から肘を外し、また手首周りも可能であればベクトルより上のほうが良いでしょう。
要はベクトルより下側に肘や手首があると切れ込みを制限してしまうことになるということです。
反対の切れ込みを抑えたいのであれば、反対に肘も手首も下側においておくことでその効果がある、と思うのは早計で下側ではなく延長線上に置いたほうが良いでしょう。
(下側からのコントロールはそもそも適していなく加えて腱鞘炎的にもいいことがないと言っています。)
そうなると肩周りの柔軟度・可動域を適切な状態に置くことが必要とされるということです。

同様に上下での視点だけではなく上から見ての左右的な位置についてもベクトル上に配置するか外すことでパンタグラフてきな利点を使うかも検討事項です。

そして一般的にはステアリングコントロールはコーナリングの外側のハンドルに対して行い、荷重配分的なことはそのフォームから効率よくおこなえばよいでしょう。

要するにステアリング的(イコールライディング的)にやりたいことに対してどこを支点にしてどこをフリーにしてどこでコントロールするかということのキーポイントを肘に置くということです。
これは意識していなくても存在する特徴であり、デメリットでありです。
違いは分からないと言うか即時で対応できるかの違いです。

ビニャーレスは、何をしているからか、加えて何をしていないからか、人よりもフロントのヘリが早いのかを理解し、即時対応して、そして次回のために正しくマシンセッティングできるように状況を把握することが必要です。

 

※書きかけを見つけたので投稿してしまいます。内容が整理されてなくて意味不明でもスルーしてください。
同じような内容の投稿が既出でありますがご容赦ください 肘で乗る

 

 

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