日常生活の中に急ブレーキの練習を!

実は免責対策として

急ブレーキと急ハンドルは厳禁!とか急ブレーキ中にハンドル操作をしていけない!…
これらは、公言する側、教える側の責任逃れの免責でしかなく、統計的には被害者数・被害レベルが増大している可能性すらあるのでは?
という前向きな話ですが、後ろ向きにとらえて事故っても自己責任でお願いします(主に4輪前提です※)。

昨今は急ブレーキの必要性も大衆化してきており体験サービスも存在します。
一例をあげると、

しかしそのサービスの利用率や浸透率からしても決して行き届いているとは言えないと思うのですが、このことをサービス提供側はどう思っているのでしょうか?
これで十分なわけでもなく、積極的に広報やアピールしているわけでもなくて、これも企業イメージ的な免責のような…

また免許取得時の教習項目に「急ブレーキ」が含まれるようになりましたが、免許補修者に対して広く開かれているサービスでもありません。

 

ではどうすれば、ということで

タイヤショップで急ブレーキ体験を

一般道で前方・後方確認はもちろん周囲を確認して安全を確保したら急ブレーキの練習をしてよいか?

というと、きっと道路交通法的にダメなような気がします。
つまり、練習する場所が限られており、ほとんどのドライバーはそんな練習をすることなく事故現場というか対象物に突っ込むわけです。

要は法的にもっと整備が必要で、合わせてそれをサービスする仕組みも必要だということです。

そこでタイヤショップの浮上です。
タイヤ交換をする前に、好きなだけフルブレーキの練習をさせればよいわけです。

タイヤショップの駐車場の一角にそのような場を設けてタイヤ購入者にその場を提供してあげるのです。
であればフラットスポットなどお構いなしに試せるわけです。
家族で行って免許保有者全員で試すことだって可能です。
おじいちゃんおばあちゃんの技能を確認することもできます。
免許返上の良い見極めやタイミングにもなり得ます。

ショップにしても一見得がないようですが、集客できるし、交換頻度も高まることでしょう。

タイヤの交換頻度が高まるということは、緊急時における平均的な制動距離も縮まり、事故につながらなくて済むときもあり、事故ってしまった時にもその被害の程度が下がることにつながるので、より自分を含めて世間のためになります。
そういった施設がないショップやディーラーも以前よりも積極的にそういう場や機会を設けざるを得なくなります。

騒音問題など色々と問題があることでしょうが、今なら受け入れやすいタイミングだと言えると思いますがどうでしょう?

もちろんそのためには、実現するためには、法整備や公的な支援などが必須です。

もちろん高速域でのフルブレーキまで対応はできないと思うので、片手落ちとか言われそうですが、低速域でスリップするしないの違いとか、意外と短時間で止まるとかは実感でき「最後まであきらめない」が現実的になります。そもそも街中走行には効果ある練習と言えるでしょう。高速域でのなかなか減速しない感は、ぬれた路面などの低ミューの状況下でなんとなく体感できると思います。

 

自分でためす方法のほかに、助手席に乗ってもらってどの程度のフルブレーキが可能かを体感してもらうのも効果があるでしょう。

実は強く踏めないのではなく、どの程度の減速Gにすればよいのかが分からないのが実情だと思われるからです。
フルブレーキの方法を「強く踏む」、「強く踏んでも大丈夫だ」とかのアドバイスだけでやらせるのって、思い切り下手くそな教え方だと思っています。

 

日ごろ「急ブレーキはだめ」とか「かっくんブレーキは下手くそ」とかの中身の軽い上から目線は上達の妨げになっているだけでなく、しなくて済むはずの事故を誘発させているかもです。

 

ぜひ!

 

急ブレーキと急ハンドルは厳禁!とか急ブレーキ中にハンドル操作をしていけない!とかって

急ブレーキと急ハンドルは厳禁!

そもそもですが、急ブレーキとか急ハンドルとかは、用いる用語が正しくないように思います。
「急ブレーキをかけるとタイヤがスリップする」とかって、「下手な操作をすると思った通りにはならない」ってことの一例と言い換えることが出来ます。
「急ハンドルを切ると後続に危険が及ぶとかスリップとかスピンする」とかって、「周囲を確認しないで運転すると危険な時がある」、「下手な操作をすると思った通りにはならない」ってことだと思います。
当たり前すぎます。
このような言い回しで変に納得してしまうのは「急」って言葉のせいで、「その場に見合った」と置き換えると丸く収まります。
「その場に見合った制動とその場に見合ったステアリング操作」といえばそもそも何の問題もなく、そして危険回避のために急制動の練習をすることにも弾みがかかることでしょう。

そして改めて急ブレーキと急ハンドルという言葉の意味に目を向けてみると、
「急ブレーキが必要になった」であり、「急ハンドルが必要になった」であるので、
「急ブレーキと急ハンドルは厳禁!」とはそのような場面になることは推奨されないということで、そりゃそうだ。
要は安全運転しましょうということです。

とはいっても、もともと好きで事故るわけでもなく、好きでそのような場に赴くわけではないのは自明ですよね。

そうなると「急ブレーキと急ハンドル」とは危険を避けるための正しい処置であり「自己の力量と車のポテンシャルに見合った操作の分量を知っておくことが必要な事項」としてとらえることが出来ます。
正しい処置を積極的に教えない世の仕組みってどうよ?ということで、今回のような痛ましい事故が起きた時には、国が国民に謝罪し、罰金を払うというのが正しい裁きだと思います。

急ブレーキ中にハンドル操作をしていけない!

「急ブレーキ中にハンドル操作をしていけない」これもやってみればわかることですが、大きく間違いです。
正しくは「ハンドル操作ができないようでは、ブレーキ操作に失敗している」(スリップさせては効率が落ちます)だし、
「急ブレーキをしなければいけないような状況では前後左右の安全確認もきっと怠っているので安全運転義務違反にあたる」とか、
「同時に二つのことができないのであれば急制動に専念する方が得策である」とかのことを言っているのだと思います。
実際には適切な制動をかけているときのフロントの回頭性というかグリップは結構なものです。

そして今時の車はABSを実装していたりするのでスリップすらしないので実質ハンドル操作すればそれに反応してくれると思います。
(実経験値で言うとABSが効いている時のステアリング操作は思った通りのラインにはならないです。おまけにステアリングアシストが有効だと予測不能です)

 

正しくフルブレーキをするとスリップなどしなく、そしてステアリング操作も可能なので、
フルブレーキ中に対象物を見つめるだけではなく、
他の対象物や、周囲の状況を見渡して、最善の策を選択しましょう。

そうすれば世に言われている「まずはスピードを落とす」が有効に活用できます。
例えばできるだけスピードを落としてギリギリのところでかわしたりすることが出来たりします。

これもやってみれば判るのですが、ブレーキが間に合わないから回避するわけですが、ブレーキが間に合わないことが確定してから周囲を見渡す暇はありません。
そのタイミングはブレーキングの初期にあります。

ということで、
みんなが気軽に急ブレーキを試せる環境を作りましょう
加えてレース経験者はABSの怖さを経験しておきましょう(制動距離が長引く)。

 

急ブレーキのかけかた

急ブレーキの仕方は・・・ぎりぎりまで我慢することです。

間違えました。急ブレーキの仕方ではなく急ブレーキが必要になった時のフルブレーキの仕方ですね。

同様にパニックブレーキの仕方は・・・

パニックになるまで我慢すること、あるいは想定外のことに出くわしたときに、取りあえずかけるブレーキのことでして・・・

それ以前にパニックに陥ったら、安全な場所に退避して落ち着きを取り戻すことが先決であり前提であるとして、にもかかわらず停止することが得策だと体が反応してしまってブレーキをかけてしまったのがパニックブレーキ。

パニックブレーキにコツとかはありません。
体がそういう時にどう反応するか!であり、どれだけ正しく覚えているか?ということでしょう。

パニックに陥った結果急ブレーキをかけるわけですが、
やりたいことはフルブレーキをかけてとりあえず最小限の被害に抑えるということに尽きるでしょう。

 

フルブレーキの習得

フルブレーキの仕方の習得は、脳内処理だけではなく、実践して体が覚えこませないとだめです。

初期制動が大事で、ブレーキペダルを踏む力で言うと、2次曲線的に強く踏み、そしてだんだん弱めていく必要があることを体感できると「あわててはいけない」ということを体にしみこませることが出来るかもしれません。

何でもかんでも素早くではなく、適切な操作こそが、効率の良いフルブレーキ、急ブレーキが必要になった時の正しいブレーキのかけ方と言えるでしょう。

フルブレーキはクールである必要があるということです。

フルブレーキの仕方がわかってくると、通常の停止の仕方もうまくなってくると思います。
停止する前に一度ブレーキペダルを離せるようになればしめたものです。

なにより経験があることでパニックに陥らなくて済む確率も減ることが予想されます。

 

そして急ブレーキは良く無いという記事を見かけたら急ブレーキを無用な操作と置き換えて読むともっともな内容になることでしょう。

 

何を直すか?

安全運転のために、例えば「見込運転はだめ」。

もっともらしいですが、見込運転無くして、車は一歩も前に進めません。
程度の問題となるのですが、お役所的に白黒つけてしまうと、加害者になってしまった時にとことん悪者にされてしまいます。

何より現実的ではないルールでは何も進展しないし、正しく改善することの妨げになってしまいます。

加害者を裁くためのルールではなく、事故が減るための実情の認識のほうが前に進む。

40年前に田舎から出てきて東京の街中を運転したときにはその攻撃的な運転に驚いたものですが、40年たった今にして思うことは、当時も今も現状を把握し、現状に即して正しく対応してくれる熟練者?によって守られているように思います。

上手い人もいれば下手な人もいる。それが大前提です。

ダメなことをする人もいるけどそれは想定内、これが前提です。

正しく見積もることが必要だということです。

 

そんなことよりも、

例えば「車は左側通行、人は右側通行」という慣習みたいなのがありますが、これを見直してみるとか。

これを「人も車も左側通行」とすると交差点での人身事故が減少すると思うのです。

これは交差点での右折の怖さを知っているドライバーは理解できる思います。

理由がわからない人は、すくなくとも、ルール作りには向いていないと思います。

 

ターゲットオン

ドライバーなり自動システムなりが急ブレーキで対処しきれない時には、最終的な決断を下す必要があります。

どこにどうやってぶつけるかです。
一般的には停止させるべく最後の最後まで制動をかけるのが最善だったり、場合によっては止まらないで走り続けることで避けられるものがあったりすることもあります。

瞬時にターゲットをリストアップして、次に一番影響の少ない物にターゲットオンするのです。

例えば次のような物。

  • 障害物のない道路
  • 人気(ひとけ)のない軟体物(土とか雪の塊とか)
  • 人気のない固形物(ガードレールとか)
  • 何もしない(判断不能)
  • ひとごみ

この中で意外と安全なのは車で人命も守られる可能性が高かったりし、なによりお互い様だったりします。

こういったことも、当事者ではなく、システムが選択するようにすることで、救われる面があったりします。

 

 

 

 

 

※2輪車は、全損やけが人が続出してしまうので、子供用の自転車、あるいはスクーターなどを貸出しして試すことをおすすめします。

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