車の盗難防止のための仕組みの構築

車の盗難防止のための仕組みの構築

レース関係者に喧嘩を売るのは賢明ではない、むしろおろかな行為だと思います。
何しろ、人一倍勝ち負けにこだわるし、目的だけではなく手段も過程も勝負の一部として最善を尽くす人種たちの集まりなのだから。

とはいえ実力勝負の世界で生きているので、勝てない相手に無駄なアタックもしません。
バカチンではないのでやっつけることのできない相手だと知ると…逃げる?※

車の盗難防止のための仕組みの構築

警察責めても詮無いこと

組織を攻めても効果がない場合があります。
しっぽや頭を切れば済むからです。
切れない場合でも、担当者が今いないとか、入院して病欠だとか言われればなんとなく納得してしまう国民も国民だし。
成績ありきな世界だったら、分が悪ければ悪いほど携わりたくないだろうし。

 

例えば今回のような事案の場合、被害者側としては、通報や被害届を出したあと、警察側のそれなりの対応を期待するわけですが…。
(今回とは、2019年3月2~3日未明に起きた宇井陽一選手&高橋奈緒子選手のレース資材が積載されたチーム41プランニングのトラックの盗難事件のことです。)

これは、レースに例えれば、

スタート直前に雨が降ってきたので、ホイールを外しレインタイヤを装着していざ出陣と思いきや既にスタートは切られワンラップ後。
ピットロードエンドにもたどり着けないような状態だったということです。
失格であり、もはやこのレースに対して何もできることがありません。
後は外野として事の成り行きをピットから傍観するのみです。
せいぜいピットからではよく見えないと見晴らしの良いところに移動してみるぐらいです。

もはや完全に勝ち目は消失していて、権利を訴えてきても応えてあげられないし、訴えてくるぐらいなので状況判断は的確ではないであろうと予測できるわけで…

つまり窃盗犯が素人でなければ、オーシャンシリーズに近ければ近いほど、通報を受けた時点で手遅れであることが濃厚であったのです。
そういった時、警察ってわざわざ相手へのダメだしや自身の無力を認めたりはしないので、やり取りは、やればやるほど成立しなくなることでしょう。
そう、コンマ何秒の争いの中に1時間単位の遅れで参戦してしまったようなものなのでした。

自慢のNシステムだって避けようと思えば避けれるし・・・全国簡易型Nシステムマップ

今必要なのは、経験や実情を活用して、次に活かすことです。
売られた喧嘩なので、いきなりと言えばいきなりですが、「傾向と対策」という学習参考書が昭和24年からあるように、予習することが可能です(復習も)。

何が起きたか?

犯行動機はこういうことだと思います。
被害者が保険や手間や金銭をかけて所有している物品を、加害者がそれなりの投資と準備とリスクをはかりにかけたら、メリットのほうが大きかった。
メリットは自爆覚悟の怨恨やテロでないのであれば金銭や自己満足などの利益のことでしょう。
プロであれば、対象の価値自体には興味はなく「結果的にどの程度のメリット(利益)があるか」で決めると思います。
その結果今回のように、中身のお宝ではなく単なるトラックで中身はなんでもよかったかもしれない、単に目についただけかも、というやりきれない追い打ちがあったりしがちです。

そして、それなりの準備をして、一番成功率の高いタイミングで始めるわけです。
もちろん普通に発見したのでは手遅れなように計画されることでしょう。

 

被害者側の覚悟

被害者側はたいていの場合奇襲攻撃であり、一方的な損失になることがほとんどです。
そして自分の落ち度はさておき、いったんは全てが元に戻ることを前提にしがちです。
しかしながらメインの対象が宝石など損壊される可能性が低い物ならともかく、目的外の物やもろく柔らかいものなどは取り戻せない可能性のほうが高いのが実情だとおもいます。
相手の温情は見込めないので、取りあえずそういうスタンスで始めるしかないと思います。
いう権利があると言えばあるにしても、対応してくれる側にあまりにも多くを望んでしまうと、現実とのギャップから応えようがない時があったりしがちです。

犯行を防ぐには

映画オーシャンズの例を見るまでもなく狙われたらおしまいなジャンルだと思われるので防ぐという考え自体が場にそぐわない場合があるという認識も必要でしょう。
残念ながら現実的な対策としては防ぐではなく、 狙われない ということだと思います。

狙われないためには

用語がかぶるので候補と狙いと使い分けます。
まずは盗難の候補にあげられたときには「候補」、候補に対しメリットがあると判断されて優先順位一番の時に「狙われた」という言い回しにします。

プロに対し狙われた時の対策というのは大抵無駄です。
狙われた時点で所有者側の対策含め起きえることすべてが想定内だからです。

ターゲットとしての日本国

現状の日本国はこんな感じだと言えると思います。
盗むものは世界中にあるが、今の日本国はとてもおいしい!
おいしいとはメリットがあるということです。利益率に加えて成功率もおいしいわけです。
品質が高いものが安価で流通していて、そしてそれらが無防備に点在している宝の山、フジヤマジャポン、宝の国としてジャパンイチバンなわけです。

ということで(いつも前置きが長くてすいません)、

狙われないためにはメリットを下げる、少なくすること、あるいはもっとおいしいものがよそにある、というのが対策になるということです。

そして、狙われる対象がは被害者側の価値観と異なることがあることも視野に入れる必要があるということです。
中身ではなく、まさかのガワだったりすることもあるということです。防備の仕方、追いかけ方を誤ることがあるということです。

日本国には1時間以内に窃盗犯を取り押さえる仕組みがある

今すべきはこういうことだと思います。

これで、日本ではなく、そういった仕組みのない国に目を向けてもらうのです。
仕組みの整っていないところにはごめんなさいですが、ターゲットがそこに絞られるという意味では取り締まりやすいともいえ、取り締まり能力の高い他の国に集中させることは世界のためでもあるということです。

1時間以内に取り押さえる仕組み

※1時間というのはとりあえずのターゲットタイムなのはもちろんです。

例えばこんな感じです

  1. 5分以内の異常検知
  2. 5分以内の異常の周知
  3. 5分以内の状況確認
  4. 5分以内の通報、や申請
  5. 10分以内の情報拡散
  6. 20分以内の窃盗犯特定と警察通報
  7. 10分以内に取り押さえ

これで1時間です。
加えて位置情報の取得の仕組みも用意します。

時間はともかく項目は説明不要だと思います。

時間的なことは業界人にとって得意分野なはずです。
その手法・仕組みは業界人の方には大したことではないことと思われることが予想されます。

一番不足しているのは検知能力です。
外部からの監視カメラが特効薬ではないのは違う場所で結構すれば済むからです。

言い回しから想像できるように業界人以外の方々(特にお偉いさん)に具現化に向けて発想というか知力が乏しいと暗に言ってます。
「GPSを使った防犯装置」なんてのがそのままでは役に立たないことすらわからない方々が多いということです。

モータースポーツだけではなくこういったジャンルでも先陣を切ってくれることを望んでおります(イシイのような)。

時間短縮の仕組み

自分で実績を持っている事や知見を持っている事だけ羅列しておきます。

異常検知の仕組み

「犯行時に何らかの動作をする」というのはおとり以外には効果がありません。ということで動作しないことがトリガーです。
これはコンピュータ業界のサーバー監視システムの得意分野です。
例えば監視ソフトの「nagios」※「Zabbix」などで監視システムを構築したりしています(オープンソースのソフトです)。
異常検知の方法は山ほどあり、検知した異常の周知方法も様々なデバイスに段階に即して発信できます。

周知の仕組み

監視システムで様々なデバイスに発信することが可能ですが、精度を高めるために、いったん所有者に一存するのが得策でしょう。
これも所有者が対応できない場合を想定して段階的により高次な責任者へと発信することが可能です。

そして窃盗が行われていることを確認したら、所有者なり責任者が周知なり通報を行います。
警察は経験則的な現状では役に立たない風ですが、経過時間や、犯行であることの精度が高まれば変わってくれることに期待。
ということで実績&効果的なSNSで情報拡散をお願いします。

その他

その他の項目も同様に工夫すれば実現は可能だと思われます。

位置情報取得の仕組み

先ほどGPSは役に立たないと言いましたが、それは電源を切ったりデバイスを破壊したら終わりだという意味です。
そうではなくすればいいだけです。

 

例えばスマホアプリ

スマホでできる簡単な方法を上げてみます。

  1. 位置情報を発信したら電源オフする。
  2. 一定時間たったら電源オンして位置情報を発信して電源オフする普段は見つからないような場所、構造、数にする。

スマホもシムも安価なので現実的でしょう
アプリは専用アプリは簡単に誰かが作ってくれるでしょう
シールドや妨害電波なども予想されますが、その辺はもともと追いかけっこなところだと思います。

仕組みが現実的に機能した場合の、

一番の効果は1時間以内に実際に取り押さえることですが、加えて相手に狙われにくくなることへの期待も大きいと思います。
窃盗して対象物を得るために立ちはだかる障害が、予想できても対策しにくい、メリットが少ない、めんどくさい、ましてや捕まってしまうとなればそもそも狙ってくれないわけです。

日本中の対象物品にその仕組みが装備されていなくても、装備している可能性をにおわすだけで、十分効果が期待できることでしょう。

 

以上

車の盗難防止のための仕組みの構築

でした。

長々書いてるのでわかりにくいですが。やられ放題の窃盗ジャンルにnagios導入すると、劇的に発見までのリードタイムが縮まりますよ、いかがですか?ということを伝えています。

犯行から取り合押さえまでパッケージ化された対策を練り、具現化させ、実際に効果を示し、窃盗犯の脅威になるようにすることで、窃盗という業種のメリットを低くさせることが目的な話です。(ここでは車ごと窃盗してしまう事案のみに限って話してます)

シトロエンみたいに停車時にエアサスのエアーを抜いてしまう仕組みの復活が手っ取り早くていいと思うのに…
メーカーオプションで実装させるのが一番ですのに…
あと、ピッキング不可能な錠前とか破壊不可能な金属とかはタイヤガードの素材として良いニュースですよね。

 

取り戻せない物が多くて残念ですし、相手に制裁を加えることもできないかもしれませんが、同様の被害にあう人や件数が減ると幸いです。

 

宇井陽一選手も高杉奈緒子選手もとりあえず全日本に参戦できて何よりです。
結果が全てと言われる世界、リザルト的には否定できませんが、映像的や応援的視線ではそれだけではないので続けてくれることが一番ですね。

元気な姿を見れると逆に励まされます。

高梨奈緒子選手の新調されたアライのヘルメット。迷彩カラーでトレードマークのパイナップルは側面に。

 

※できればスタートダッシュの先行逃げ切りですね。

セキュリティ関連の実例は逆効果なので示しません。

当方は本ソフト含め経験は豊富なので、もしも何かありましたら役に立てることがあるかもしれません。

これに限らず他のセキュリティデバイスも日進月歩なので有力なものがどんどん出現してくると思います(未調査)。

そして、おいしい話に加え高価なセキュリティシステムも、考え物です。
どちらも同じ人種が創造してたりしているので、追いかけっこ的な部分があり、傍目にはウィン、ウィンにしか見えない現象だったりします。
ハッカーやハンターにとって面白みのない、手間がかかる、レガシーな手法のほうが堅実だったりすることもあります。

 

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