行列に並んだ場合、割り込みはご法度です(喧嘩になります)。
ところが、合流ではきれいに譲り合います(特に東北、関東)。
これはマナーというよりリスク回避です(ある意味大人です)。
これも回答の一部になりますので、よろしく。

前回説明したとおりに走り、クリッピングポイントで真後ろについた場合、
前走車との差は、5m差というより約0.3秒差になります。
コーナーの立ち上がりではクリッピングで5mだった前走者との差は約8mになります。
侵入時に0.1秒差まで近づいたのに立ち上がり時には約0.3秒差になってしまいました。
(実際はもっと開きます。)
「侵入でぴったりつけたので立ち上がりでもぴったり張り付き次のストレートでぶち抜く!」という、あわよくばな願望はこの場合はかないません。

クローンに対して同じラインの場合、立ち上がりではぴったり貼り付けないことを説明したので、立ち上がりでぴったり張り付いた場面の説明はここではやめときます。

数字での例は机上です。
実際の話ですと、張り付きっぱなしということはほとんどなく徐々に張り付き、張り付くポイントも様々だと思います。

例えば、減速しながらクリッピングに向かっている前走車に追いつき張り付いた場合では。
よろしくないのは前走車の速度が一番落ちるポイントの5m手前で同じ速度になってしまうことです。
しかし前走車が減速が終わり加速しだしたポイントにはその一番落ちた速度であと5m走らなければなりません。
これで同じラインを走るのであれば、さらに速度を落とすことになります。
あるいは同じラインで速度を落とさず走った場合はトラクションが抜けてしまうことになります。
同時に加速した場合はラインが膨らむか、危険な状態になるかです。
いいことがほとんどありません。

また、直線で前走車とじりじり距離が離れていくのは仕方なく諦めますが、コーナリング中に差がじりじり開くことは、実力の差のように感じ耐え難く、いつもより頑張ってしまいがちです。
これも無駄に危険だと思います。

つらつら書いてますが、
同じラインだとぴったり張り付いても無駄に終わり、
じゃあクリッピングで張り付かない程度に離れていれば良いかと言えば、それは、無駄はなくても確実に約0.3秒以上の遅れなわけです。。。

じゃあ、ラインを変えればいいんだ!
と、いうことです。

回答が出たと言えば出ましたが・・・
次回は具体的な走法を説明します。

では・・・

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