リアブレーキでノーズダイブを抑える

フルブレーキの前にリアブレーキを使う

辻本聡氏が日テレジータス(日テレG+)の番組で「フロントブレーキをかける前にアクセルを全開にしてノーズダイブ、を抑えてより強力なブレーキングが出来る(正確な言い回しは忘れました)」みたいなテクニックを披露していたのですが、参加者が皆いまいち理解できていなくて「???」見たいな空気が面白かったです。

 

一般的にはリアブレーキを利用してリア周りを沈ませることにより重心&慣性的にノーズダイブやらピッチング、あるいはリアの浮き上がりを抑えるテクニックなのですが、アクセルでも同様に行えます。辻本氏はそのことを言っていたと思うのですが、周囲の方々はたぶん「町中じゃあるまいし、レースのストレートエンドでアクセル全開にするとかってありえない」みたいな空気感でした。

そもそもロードではあまり聞きなれないテクニックなのかもしれませんが、多ジャンルではそうではありません。実に半世紀前からあるテクニックです。ただし微妙に目的は違っていたりしますが。加えてフォーミュラEの存在が「ストレートエンドでアクセル全開」をロードでも浮上させるきっかけとなったことでしょう。

フォーミュラEはチキンレースのようなストレートエンドの我慢比べを無意味なものになり下げてしまいました。実はダートトラックでもそうですが、ストレートエンドはスピード調整や正確なアプローチにこそ重点を置くべきでパッシング以外には利点などないみたいな理論?が成り立っていた上に、回生ブレーキの有効活用でレースタイムを大幅に縮められることを実証してしまったのです。そしてチキンよりも姿勢安定でパッシングできるのならそのほうが賢いに決まってます。

 

実践方法

いきなりオンロードではタイミングやハードなどのリソース面でも非効率だと思うので手軽なところで感覚をつかむとよいでしょう。
といいつつロードでは当方やったことがないので妄想となりますがうまく決まればエルフのプロアームのような感じにちかいのかもしれません(東方リヤブレーキペダルに一切触らない派だったので)。

実践的なテクニック的な解説はモトクロスやスパーモタード上がりでオフもオンもこなす濱原颯道氏などの解説を待たれるとよいと思います。

リアダイブの仕方

リアダイブという用語を使ってしまっていますが意味的には次のようなことです。

  • スイングアームのピボット軸を下げるあるいは下げるような力
  • リアタイヤのアクセル軸とフレームのピボット軸を平行にするあるいは平行にするような力

なので回転力や慣性と制動とか、重心点の移動やらシートへの加重とかの組み合わせによって、その効果を利用するものです。

具体的にはアクセルによる加減速、ブレーキによる回転力、制動力をきっかけに作られます。単純なその作用に加えタイミングと時間を適切に行わないと玉効果になったりすることでしょう。

町中でリアダイブ

街中走行ではブレーキングポイントまでそこそこ一定速度で走っていてまちがってもフルスロットルではない走行中に、そのブレーキングポイントの直前に、一度アクセルをあおってみます。注意点は、大きく加速したり減速しない程度の短時間な操作であるということ。その短時間の中で一つのアクションというか結果が得られるような操作を蓄えていきます。 サスや走行状態によってその動作やタイミングの違いなどをより多く感じ取っておくとレースでのタイミングや手法の参考になると思います。

 

ジムカーナでリアダイブ

ジムカーナでは時間的猶予が少ないので加速中からリアブレーキを踏んでしまうという手法が簡単です。アクセルを全開に開いているところから、戻してブレーキレバーを握り、実際にフロントタイヤに制動がかかり始めるまでがリアの制動区間となります。
やってみると解りますがリアブレーキを解除するタイミングに加え全区間においての踏力?を微調整するとその効果が高まります。

ジムカーナの場合、リアの浮き上がりというより一見逆の意味みたいですがフロントフォークを短時間でダイブさせる効果もあったりします。フロントフォークが沈み切る前に制動が効きすぎて直線チャタリングになりにくくできます。言い換えるとフロントブレーキをそのおかげで素早く握ることができたりします。

以上のような効果があるわけで、必須のテクニックだったりします。

 

ダートトラックでリアダイブ

ダートだとそもそもフロントのフルブレーキなどしなかったりするので、同じような捜査でも目的は大きく違ったりしますね

ブレーキでもアクセルでもいいのですが、リアのスライドを誘発させるのに使ったりします。

それと路面の凸凹具合でサスが伸び切る方向に伸びてしまっている場合などの沈み込ませるタイミングなどにも有用だと思いました。

サスがリジット系のバイクの場合は滑り出しで、やわらか系のばあいはボトム具合をコントロールする練習にはわかりやすくて簡単だと思います。

 

モタードでリアダイブ(未経験)

ロードに比べるとラインやアプローチに時間をかけられるような気がするので、いろんな方法の違いを確認するにはよいとおもいます。

 

ロードでリアダイブ(当方リアブレーキ未使用)

理論的な話に強い濱原 颯道選手がきっと実用していてかつうまく説明してくれると思います。

 

妄想でしかありませんが、たとえばMOTOGPのスピードレンジではアクセル全開でリヤブレーキ踏んだって期待通りの結果にはならないと思います。ましてや何の知識も経験もなくやみくもに踏むなんて、ブレーキシューの無駄遣いでしか無いでしょう。
ジムカーナなどの低速な場面で十分にタイミングとか効果を習得してから応用するのが手順だと思います。
そうなると、もう一度アクセル全開という方法のほうが失敗率が低いのでは無いような気がしますね。
まずはとにかく失敗率が低いほうを採用することから始めるしかないと思います。

 

ライバルより安全

楽できるというよりはライバルよりより安全に短時間で制動できるということにつながります。ライバルのまねをするのではなく一歩上の次元をいかなければならなくなります。
フォーミュラEとはちがい結局チキンレースに勝つのに必要なテクニックですね。
フォーミュラEから学ぶとすれば100点満点のジャストタイミングなスパーテクニックではなく、失敗せずに安定して繰り返すことのできる安全なテクニックを採用したほうが良いということでしょう。

 

気になるのは、その結果ブレーキングポイントがバラバラになりストレートエンドで追突が増えてしまうのでhないかということが挙げられます。

 

以上
リアブレーキでノーズダイブを抑える

でした。

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